猫にモテる方法

猫にモテたい!けれど・・・

猫にモテる

不思議と猫に好かれる人、あなたの周りにいませんか?逆に猫大好きなのに、なぜか嫌われてしまう人も。猫に好かれる人と嫌われてしまう人、この差は一体どのようなところにあるのでしょうか?
猫にモテたい方へ、詳しくご紹介します!

大切なのは「距離感」

まず、猫と接するにあたり大切なのが「距離感」です。
猫には自分から2mほどの範囲の中で、猫自身から近い順に「個人的距離」「社会的距離」「臨界距離」「逃走距離」という距離感があります。このうち個人的距離と社会的距離は親密〜顔見知りの相手に対する距離、臨界距離と逃走距離は馴染みのない動物に対する距離になります。
猫はこの4つの距離感をとても大切にしています。よほど人馴れしている猫なら別ですが、基本的には猫に触りたいがためにこの距離感を無視して追いかけたり、猫の様子をうかがうことなくズカズカと近づいていくような人はあまり好かれないかもしれません。

○無視できる人が好かれる!?

猫眺める

例えば同じ部屋に猫がいた場合、あなたは無視することができるでしょうか?
これは決して猫を無下にするという意味ではなく、猫のしたいように行動させてあげられるかどうか?という部分が重要なところです。猫が近寄ってこないなら近寄ってくるまで待つ、気にしていないフリをする、もし猫のほうから寄ってきたらそっと撫でる。猫と積極的に触れあおうとするのではなく、あくまでも猫の意思を大切にしつつ触れ合うように努めることも猫に好かれるためのポイントのひとつです。

静かに動くこと

猫は音に敏感な生き物なので、大きな音を嫌います。同時に大きな声も苦手です。
猫がいる場所では静かにゆっくり、会話する場合にも大騒ぎするようなことはせず、できるだけ落ち着いたテンションで会話するようにしましょう。

○猫は高い声が好き?

猫は高周波の音を聞き取ることが得意といわれています。
猫に話しかける時には大きな声は必要ありません。小さな声でも猫には充分聞こえていますので、少し高い声で話しかけるとキチンと耳を傾けてくれますよ。

○真正面から近づいちゃダメ!

早く触りたい、仲良くなりたいからといって猫に向かって一直線の最短距離で近づいてはいけません。真正面から近づくと、どうしても警戒されやすくなってしまいます。猫に近づく時には弧を描くように、遠回りしながら近づくような形で少しづつ距離を縮めるようにしましょう。

腰を低くし、まずは指先から

猫待った

どんな動物でも、自分よりも大きな動物には警戒してしまいます。
それは猫も同じこと、ですので猫に近づく際にはただ立って歩いて近づくのではなく、少し腰を落として近づくようにしましょう。同様に触れる距離にきた際にも、頭のてっぺんから触ろうとすると警戒されることがあります。これは猫から見た時、頭の上から手をかざされる形になると視界が遮られてしまうためといわれています。ですので、猫に触る時には握手する時のように手のひらを立て、まずは指先の匂いを嗅がせて安心させてから頬や顎の下などを優しく触るようにしましょう。

猫にも好みがある?

くつろぐ猫

人間同様、猫にも性格に個体差があるように、人間の好みにも差があります。それはもともとの素質に由来するところもあれば、育った環境によって好みが決定されることもあります。
猫と仲良くなりたい時には、人間側の一方的な感情で追いかけたり構おうとするのではなく、あくまでも猫の目線になって、時間をかけて仲良くなることが大切です。猫によっては時に多くの時間が必要な時もありますが、そんな時には決して焦らず、一緒に遊びたい気持ちを我慢して是非じっくりと見守ってみてあげてください。様々なことがわかると同時に、きっと仲良くなることができますよ。

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