表情から分かる犬の気持ち

犬の気持ちは表情に表れる!?

犬笑う

言葉こそ通じないものの、その分犬の表情は大変豊かなものです。ですがその表情から感情を読み取るには、やはり日々の観察が何より大切。愛犬をしっかりと観察し、より深いキズナ作りに役立てましょう。

○耳を寝かせて、しっかりと目が見開かれている

犬遊んで

場合によっては口元が緩んでいたり、少しじゃれつくような仕草もするかもしれません。よく観察すると、どことなく明るい印象を受ける表情ではありませんか?こういった時は犬が甘えたい時、甘えている時の表情です。

○伏し目がちの目、耳も垂れ下がっている

飼い主さんに怒られた時など、こんな表情を見せる時はありませんか?これは犬が落ち込んでいる時の表情です。健康な子であれば一時的に元気をなくしたような様子になりますが、人間のように感情を引きずるようなことはありません。食欲がない、元気がないような時には病気の可能性もあるのでくれぐれも注意が必要です。

○耳がほんのり赤い、目がトロンとしている

これは犬が眠気を感じている時の表情です。このような様子の他、さらに口元が緩んでくる時もあります。お散歩や遊びで疲れているのかもしれません、ゆっくり寝かせてあげましょう。

○歯をむき出しにする

犬不機嫌

見慣れない犬や人間などが側にいたりしませんか?これは犬が怒っている時の表情。歯をむき出しにしなくても耳を後方に寝かせていたり、鼻の上や目元にシワを寄せている場合もあります。機嫌が良い時と比べて目つきも鋭くなっているでしょう。

○目を大きく見開き、息遣いが荒い

飼い主さんと遊んでいる時、大好きなお散歩に出た時など、犬がワクワクしている時の表情です。気になる物音がする時には耳をそちらの方へピンと立てていたり、固定したように何かを直視している場合もあります。犬は何かに集中する時に口を閉じる習性があるため、口元を閉じているのも特徴です。

○目や口元、耳が緩んでいる

リラックスしている時の表情です。犬によっては少し笑っているように見える場合もあるかもしれません。こういった表情が出る時は眠い時の表情・感情に近く、安心している証拠です。

○口を閉じ、目がうつろで寝そべっている

犬疲れた

遊んで欲しい、かまって欲しいなど、退屈している時の表情です。こんな表情が見られたら、ぜひ名前を呼んでかまってあげてくださいね。きっと喜んでくれますよ。

まとめ

犬 変顔

よくある代表的な表情以外にも、実際はもっともっとたくさんの表情があります。めんどうくさいな?という表情、とりあえず呼ばれたから来たけど・・・もういいでしょ?と言いたいような表情、散歩中の「そっちじゃないよ、あっち行こうよ!」の表情・・・数え上げればキリがありません。

犬にも各々の個性の数だけ、様々な表情と感情表現があります。またそういった表情の観察が、場合によってはケガや病気の早期発見につながることもあります。日々よく観察して、ぜひ愛犬の気持ちを読み取ってあげてくださいね。

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